JLA認定の指導員資格を取得した指導員は、JLA アカデミーとライフセービングを正しく伝える代表的な存在です。指導員資格はコースごとに『アシスタントインストラクター』と『インストラクター』の2段階構成になっており、まずは『アシスタントインストラクター』 資格を目指すことになります。
指導員資格を取得し、ライフセービングを広く伝え、「生命をつなぐ架け橋」になってみませんか?
アシスタントインストラクター
JLAの主催するコースごとの指導員養成講習会を受講し、検定に合格する必要があります。指導員資格は各種ありますが、まずは『BLS指導員養成講習会』を受講し合格しなければなりません。アシスタントインストラクターの主な役割として、インストラクターの指導のもと、講習会の運営、学科・実技指導、また検定の補助を行います。
インストラクター
アシスタントインストラクター認定後、コースごとに定められた講習指導実績とインストラクターからの推薦によって、インストラクターへ昇格します。主な役割は講習会の運営、学科・実技指導をリードし、検定の結果をもとに合否の判断を行なう存在です。
1) 指導員養成講習会 各コースの受講条件について
全コース共通
- 年齢が開催翌年度4月1日までに20歳以上の方
- JLA アカデミーとともにライフセービングの普及・発展に貢献できる方
- 心身ともに健康である方(受講初日から1年以内に健康診断を受診済みであること)
- JLA指導員規程を遵守できる方
- 『資格認定に関する規程』第3条に規定された資格を保持し、次のいずれかの条件を満たしている方
①保持している資格がBLS資格のみの場合は、1回以上の更新をしている方
②複数の資格を保持する場合は、最初に取得した資格の検定日から1年以上経過している方
- 上記のほか、募集要項に定める条件等を遵守できる方
抜粋『資格認定に関する規程』より
(種 別)第3条 資格の種類と名称は次の通りとする。
- BLS
- ウォーターセーフティ
- ベーシック・サーフライフセーバー
- アドバンス・サーフライフセーバー
- IRB・クルー
- IRB・ドライバー
- プールライフガード
- アドバンス・プールライフガード
- リーダー
各講習会の受講条件
指導員養成講習会種別 |
受講条件 |
BLS |
- JLA BLS資格を取得している方。若しくはJLAアカデミー本部長が特別に認めた方
- JLA BLSデモンストレーションを実演できる方
JLA ACADEMY 一次救命処置(BLS)デモンストレーション~JRC蘇生ガイドライン2020準拠~(講習会は実演できる前提で進めていきます)
|
ウォーターセーフティ |
- ウォーターセーフティ資格を取得している方(旧ウォーターライフセーバー資格でも可)
- ベーシック・サーフライフセーバーまたはプールライフガード(旧ウォーターライフセーバー含む)資格を取得しており下記①②のいずれかに該当する方
①資格取得後、監視・救助・救護等の活動を経験された方
②1年以上の水泳指導経験を有している方
- BLSアシスタントインストラクター資格を取得している方(開催年度取得予定の場合も可)
|
サーフライフセービング |
- 1. アドバンス・サーフライフセーバー資格を取得している方
- 2. アドバンス・サーフライフセーバー資格取得後、海浜での監視・救助・救護等の活動を経験している方
- 3. ウォーターセーフティ・アシスタントインストラクター資格を取得している方(開催年度取得予定の場合も可)
|
プールライフガーディング |
- 1. アドバンス・プールライフガード資格を取得している方
- 2. アドバンス・プールライフガード資格取得後、プールや静水域での監視・救助・救護等の活動を経験している方
- 3. ウォーターセーフティ・アシスタントインストラクター資格を取得している方(開催年度取得予定の場合も可)
|
IRB |
- 1. IRB ドライバー資格を取得している方
- 2. IRB ドライバー資格取得後、海浜での監視・救助・救護等の活動においてIRB の操船を経験している方
- 3. ウォーターセーフティ・アシスタントインストラクター資格を取得している方(開催年度取得予定の場合も可)
|
ジュニアライフセービング |
- 1. リーダー資格を取得している方
- 2. ジュニアライフセービング教室の指導を経験している方
- 3. ウォーターセーフティ・アシスタントインストラクター資格を取得している方(開催年度取得予定の場合も可)
|
2) 各講習会の内容(講習時間)と検定概要
指導員養成講習会種別 |
内容(講習時間) |
検定 |
BLS |
- ・JLAインストラクターとは
- ・JLAの組織体制
- ・BLSに関わるデモンストレーション
- ・BLS学科および実技指導実習
- ・その他
※講習時間28時間(標準日程4日間)
|
- ・学科・実技試験
- ・面接(口頭試問含む)
- ・その他
|
ウォーターセーフティ |
- ・JLAウォーターセーフティとは
- ・ウォーターセーフティに関わるデモンストレーション
- ・ウォーターセーフティ学科および実技指導実習
※講習時間14時間(標準日程2日間)
|
- ・学科・実技試験
- ・その他
|
サーフライフセービング |
- ・サーフライフセービング概論
- ・サーフライフセービングに関わるデモンストレーション
- ・サーフライフセービング学科および実技指導実習
※講習時間21時間(標準日程3日間)
|
- ・学科・実技試験
- ・その他
|
プールライフガーディング |
- ・プールライフガーディング概論
- ・プールライフガーディングに関わるデモンストレーション
- ・プールライフガーディング学科および実技指導実習
※講習時間21時間(標準日程3日間)
|
- ・学科・実技試験
- ・その他
|
IRB |
- ・IRB概論
- ・IRBレスキューに関わるデモンストレーション
- ・IRB学科および実技指導実習
※講習時間14時間(標準日程2日間)
|
- ・学科・実技試験
- ・その他
|
ジュニアライフセービング |
- ・ジュニアライフセービング教育概論
- ・ジュニアライフセービングに関わるデモンストレーション
- ・ジュニアライフセービング学科および実技指導実習
※講習時間14時間(標準日程2日間)
|
- ・学科・実技試験
- ・その他
|
3) BLS指導員養成講習会申込時に必要な提出書類 ※JLA指定のフォーマットあり
- 参加申込書
資格登録証(都道府県協会、クラブ含む)、受講動機、レポート課題も一緒にご提出ください
※資格登録証はLIFESAVERSの【登録証出力】をクリックするとダウンロードできます
- 地域クラブ代表者・学校クラブ顧問承諾確認書
①第1種もしくは第2種クラブ(地域クラブ)に所属している方はクラブ代表者の承諾書
②第3種もしくは第4種クラブ(大学クラブ)に所属している方は顧問教員等の承諾書
※複数のクラブに所属する者は全ての代表者、顧問教員等からの承諾書が必要
- 推薦書
指導実績のあるインストラクター1名以上の推薦が必要です
アシスタントインストラクターの推薦書は認められませんのでご注意ください
- 誓約書
誓約内容、およびキャンセルポリシーを必ずご確認ください
1~4のフォーマットは、募集要項公開時にファイルをアップロードします。
BLS指導員養成講習会以外の募集概要は、LIFESAVERSに掲載を致します。
お申込み、講習会費のお支払いはLIFESAVERSからお願いいたします。
申し込み方法:公開される募集要項をご確認ください。
4)講習会費と支払い方法について
講習会 |
講習会費 |
支払い方法 |
BLS |
50,000円 |
支払いは、JLAが指定した口座への振り込み。
振込口座は、メールでお知らせします。
|
ウォーターセーフティ |
25,000円 |
BLS指導員養成講習会合格後にLIFESAVERSで申し込み。
⇒支払い明細を発行し振込んでください。
|
サーフライフセービング |
30,000円 |
ウォーターセーフティ指導員養成講習会合格後にLIFESAVERSで申し込み。
⇒支払い明細を発行し振込んでください。
|
プールライフガーディング |
35,000円 |
ウォーターセーフティ指導員養成講習会合格後にLIFESAVERSで申し込み。
⇒支払い明細を発行し振込んでください。
|
IRB |
25,000円 |
ウォーターセーフティ指導員養成講習会合格後にLIFESAVERSで申し込み。
⇒支払い明細を発行し振込んでください。
|
ジュニアライフセービング |
20,000円 |
ウォーターセーフティ指導員養成講習会合格後にLIFESAVERSで申し込み。
⇒支払い明細を発行し振込んでください。
|
※一度振り込まれた講習会費はいかなる事由であっても返金はいたしませんので、ご注意ください。
指導員資格の登録費について
指導員資格取得後の翌年度から資格登録費として毎年15,000円を支払う必要があります。
なお複数の指導員資格や認定ライフセーバー資格を保有していても、資格登録費は最大20,000円です。