救助救命本部

海辺のみまもりシステム

海辺のみまもりシステムは、離岸流による水難事故を防ぐため、海岸に設置されたWebカメラ画像をAIがリアルタイムで解析して離岸流発生を自動検知し、海岸利用者のスマートフォンに通知します。さらに早期救助救命のため、離岸流エリアに人が流されるとライフセーバーのスマートウォッチに救助要請します。また、オフショア発生時(沖向きの風)にも海岸利用者のスマートフォンに通知し、注意喚起を行います。2019年より実際にシステムの運用を開始しています。(研究開発協力;中央大学)

設置個所の図

海辺のみまもりシステム ~先端技術の導入により自治体と連携した安全安心な海辺空間の創出~

検知結果の例

AIによる離岸流検知とライフセーバーによる救助の例

AIが離岸流発生を検知(黄色の枠)し、さらに離岸流エリアに流された遊泳者を検知(赤色の枠)し、ライフセーバーのスマートウォッチに救助要請を発報し、迅速な救助を可能にしました。

ヘルプシグナルの検知例

2021年では、世界共通の海辺での救助要請サインである「ヘルプシグナル(助けてサイン)」のAI検知も成功し、2022年より実用化を目指しています。

Water Safetyアプリの紹介

海辺のみまもりシステムはWater Safetyアプリと連動しています。このアプリは、海岸状況の提供だけでなく、離岸流やオフショアの発生を通知します。また、ライフセーバーが活動する全国の海水浴場マップもご覧いただけます。海辺の事故防止にご活用ください。

海辺のみまもりシステム ~Water Safetyアプリ~

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