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2021.05.19
【救助救命本部】2021年夏季をむかえるにあたって

わが国には 1,176 ヶ所の海水浴場(海上保安庁調べ)があり,このうち約 200 ヶ所の海水浴 場でライフセーバーが活動しています.
海水浴場では,ライフセーバーによる救助や応急手当が行われていますが,2020 年度は,全国の約 40% の海水浴場が不開設,ライフセーバーが活動する海水浴場では 60%が不開設(ライフセーバ ーが活動しなかった海水浴場は 46%)となりました.
海岸はそもそも危険性が内在する自然公物ですが,自由使用の場であり,子どもたちをはじ め多くの人々にとって様々な学びや経験を与え,心身の健康維持に欠かせません.一方で先に 述べたように,溺水の際は迅速な救助が必要です.安全・安心な海岸づくりのためには,海水 浴場の開設,不開設に限らず,海岸全域の海岸利用に対する安全管理が求められます.
都道府県ライフセービング協会,ライフセービングク ラブの皆様におかれましては,2020 年度の活動内容や「新型コロナウイルス感染症に対する ライフセーバーの水浴場監視救助活動ガイドライン 2021(2021 年 5 月 11 日)」を参考に,海 岸利用者の安全対策について,海岸管理者や海水浴場開設者,公的救助機関と協議を進めて頂 けますようお願い致します.

2021年夏季をむかえるにあたって_救助救命本部(PDF)

JLAガイドライン_Covid-19-2021年版-20210511(PDF)

ライフセービングの活動ガイドライン
ライフセービング活動を実施するにあたっての各種ガイドラインが掲載されています。是非、ご一読ください。

感染防止対策を行ったライフセーバー

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