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2019.12.14
【発表】ライフセーバーオブザイヤー2019

2019年12月7日(土)に2019年日本ライフセービング協会納会が行われ、ライフセーバーオブザイヤー2019が発表されました。これは年間を通じてライフセービングの普及・発展に著しく貢献した個人または団体の功績を讃え、「救命賞」「スポーツ賞」「教育賞」の3部門で表彰するものです。また、副賞としてロン・ランキン賞も授与されます。さらに「特別功労賞」と「功労賞」も表彰いたしました。

 

【ライフセーバーオブザイヤー2019救命賞】

柗見吉朗さん/ライフセービングシステム開発委員会

2016年からシステム開発委員会のメンバーとして活躍。昨年は鳥取県内初のJLA事業であるクラブマネージメントミーティング、レスキューミーティング、サーフトレーニングクリニックの同時開催に尽力された。本年度、溺水防止救助救命本部事業のJLAシミュレーション審査会、認定海水浴場、また自身が兼務されるパトロール能力向上委員会委員として、全国海水浴場視察を行うなど、持ち前のバイタリティと距離を感じさせない機動力を活かし、精力的に活躍され、委員としてJLA救命部門に大きく貢献した。(プレゼンター:石川常務理事)

 

【ライフセーバーオブザイヤー2019スポーツ賞】

浜地憲太郎さん/西浜サーフライフセービングクラブ

クラウの垣根を超えて、全国のライフセーバーの競技会の安全課運営に関し、必要な技術や方法の伝達に努めるとともに、体制整理、組織化に尽力した。その結果、各都道府県に置いて開催される予選会の開催に大きく貢献し、ライフセービングスポーツの各地域定着の礎を創った。更にIRB資格認定講習会を積極的に企画運営しとことで、本年度は全国に26名のIRB有資格者を輩出。今度の解体運営に必要な人材育成に大きく貢献した。(プレゼンター:風間常務理事)

 

【ライフセーバーオブザイヤー2019教育賞】

 

神戸友美さん/西浜サーフライフセービングクラブ

クラブの垣根を超えて、交流会、合同合宿、練習会など全国のジュニアプログラムの企画実践により、ライフセービングを通じた教育の幅、質の向上に大きく貢献した。また、子供たちの保護者に対してもジュニアユースクラブの指導者同士の交流に尽力した。更に、障がい者体験サポーター講習会や、BLS講習会などの実践、審判員資格の取得を促すことにより、保護者へライフセービングに対する理解を深めた。(プレゼンター:松本副理事長)

 

入谷理事長より副賞の「ロン・ランキン賞」が授与されました。

 

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【特別功労賞】

久松晶子さん/下田ライフセービングクラブ

オーストラリア政府・豪日交流基金に勤めていたことから、1983年より5年間実施されたライフセービングの豪日交流プログラムに関わられたことをきっかけに、永年に渡り両国のライフセービング交流の架け橋となり、日本のライフセービングの発展に尽力された。(写真は久松さんの受賞代理/下田LSC理事長 文珠寺さん)

 

【功労賞】

藤田和人さん/宮崎県ライフセービング協会代表

2014〜2019年5月までJLA理事を務めた。永年に渡りJLA九州支部長として九州のライフセービングの発展に尽力された。

 

江澤陽子さん/今井浜サーフライフセービングクラブ

1993~1999年に競技委員会委員として競技運営や審判員の養成並びに競技規則の初版から第3版の作成に尽力された。2019年4月30日他界。

 

橘川克己さん/湘南ひらつかライフセービングクラブ

2010~2015年に競技運営審判員会委員として競技運営並びに審判員養成、競技規則2010〜2014年版の作成に尽力された。2019年3月18日他界。

 

写真:右から藤田和人さん、橘川さん受賞代理/泉田昌美さん、江澤さん受賞代理/田勢美貴さん、プレゼンター入谷理事長

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