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「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が6月20日からスタート
2024.07.02

6月26日は国連の「国際麻薬乱用撲滅デー」(*)です。これを踏まえ、厚生労働省、都道府県および(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターでは、6月20日(木)から7月19日(金)までの1カ月間、「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」を実施します。この運動は、国民一人一人の薬物乱用問題に関する認識を高めるため、正しい知識の普及、広報啓発を全国的に展開するもので、平成5年から毎年行っています。
日本ライフセービング協会では、今年度より後援団体となり、この活動に協力しライフセービング界における薬物乱用防止に取り組んでいます。

*国際麻薬乱用撲滅デーとは、昭和62年に開催された「国連麻薬閣僚会議」の終了日の6月26日を「国際麻薬乱用撲滅デー」とし、各国がその宣言の趣旨を普及する日と定めた。

2024年度普及運動の実施について
https://www.dapc.or.jp/2020fukyu/r6index.html

日本における薬物情勢は、大麻の検挙者数が急激に増加しており、令和5年の大麻事犯検挙者数も過去最多を更新するとともに、統計を開始して以降初めて覚醒剤事犯検挙者数を越えるなど、非常に高い水準を維持しています。特に、若年層の大麻乱用が顕著で、30歳未満が大麻検挙者の7割以上を占めています。よって、増加の一途をたどる若年者の大麻の乱用防止に重点を置きつつ、身近な人も含め、薬物乱用が疑われる時は、一人で悩まずに近隣の相談窓口(※)で相談するよう促し、適切な治療・支援につながるよう啓発していきます。厚生労働省、都道府県、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターでは、警察庁をはじめとする関係機関や日本民営鉄道協会などの民間団体に協力を呼びかけ、官民一体となった薬物乱用防止普及運動を積極的に展開していきます。


私たち日本ライフセービング協会は、調査審議室と学生本部が中心となり学生リーダーズキャンプにおいて大麻をはじめとする薬物に関する講習会を実施するなど、薬物乱用防止活動に取り組んでいます。

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