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2022.05.11
【活動ガイドライン】新型コロナウイルス感染症に対する ライフセーバーの水浴場監視救助活動ガイドライン2022

【水辺利用者ならびにライフセーバー自身の安全を確保するために】

★JLAガイドライン_Covid-19 2022年版 20220510.pdf

2020年,WHO (世界保健機関)が新型コロナウイルスの感染拡大がパンデミック=世界的大流行になったと宣言してから3年,今なおその感染は終息してはいません.

ワクチン接種も普及し,2回目の接種を完了した人の割合は総人口の80.2%,3回目は53%になります(5月1日時点 日本経済新聞).

国内の感染状況について,4月27日の厚生労働省の専門家会議では,新規感染者数は大都市圏を中心に全国的には減少傾向が続く一方で,北海道や沖縄県では増加が続き,東北や九州では,感染の第6波のピークを上回っている地域もあるなど,予断を許さない状況が続いています.

コロナウイルスも第6波ではオミクロン株のBA.1.と,より感染力が高いとされるBA.2.とが組み合わさった新しい変異ウイルスXEが出現し,その特性についての研究調査が進められていますが,今後もウイルスの変異は継続的に起こっていくことが考えられます.

このような状況下において,私たちはこれまでの経験を踏まえ,感染防御の工夫をしながら,本来の生活を取り戻そうとしています.今年の水浴場では,昨年よりも水辺利用者が増加し,監視救助活動を再開するところも多くなることが予想されます.

監視救助活動における感染対策の方針は基本的には変わりありません.すなわち,「3密」を回避し,ソーシャルディスタンスを遵守する.また傷病者と接触する際にはPPEを適切に使用することです.

水辺利用者ならびにライフセーバー自身の安全を確保するために,本ガイドラインに沿って活動してください.

ライフセービングの活動ガイドライン

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