夏に向けて、海でトレーニングするライフセーバーが増える時期になりました。
そこで、サーフィンなどで混雑する海岸でトレーニングを実施する際には、他の利用者に配慮して、特に以下の内容に注意して行ってください。
『波乗りをする場合は必ずリーシュコードを着用する』
波乗りのルールとしてリーシュコードは必ず着用してください。
ロングボード用などの長くて太いものをおすすめします。
また、リーシュコードを着用していても、ボードを離してしまうと波のパワーでリーシュコードが切れてしまう可能性があるので、基本的にボードは流さないように、必ず確保するようにしてください。
『サーフィンのルールを守る』
波乗りの大原則のルールとして、1本の波には1人しか乗ってはいけません。
テイクオフする前に左右を確認し、同じ波に乗っている人がいないか、必ず確認してください。
波に乗ってくる人の進行方向のポジションからテイクオフすること(ドロップイン)は厳禁です。
また、マリブボードやレスキューボードはサーフボートに比べて機動力があり波をつかみやすいので、自分が優先的なポジションにいるとしても、サーファーの方に波を譲るなどの配慮もお願い致します。
サーフィンのルールについては、一般社団法人日本サーフィン連盟様のHPに非常にわかりやすく掲載されておりますので、以下のリンクからご覧ください。
NSAルール&マナーブック
http://www.nsa-surf.org/wp/wp-content/uploads/2014/12/rulemanner.pdf
『混雑している場所では、集団で海に入らない』
混雑している場所でグループ単位でのトレーニングを実施する場合には、人が少ない場所に移動して実施するか、トレーニング内容を工夫するなどして、他の利用者の迷惑とならないように配慮してください。
皆様のご理解とご協力、よろしくお願い致します。
JLAサーフトレーニングクリニック委員会
溺水防止救助救命本部