【JLA 調査審議室】薬物乱用防止に対する取り組みについて
2024.01.30
薬物乱用防止に対する取り組みについて
厚生労働省によると、日本における薬物情勢は、依然として覚醒剤が薬物事犯の半数を占めているものの、大麻の検挙者数が増加しており、令和4年の大麻事犯検挙者数も過去最多を更新した昨年に続く高い水準です。特に、若年層の大麻乱用が顕著で、30 歳未満が大麻検挙者の約7割を占めています。よって、増加が懸念される若年者の大麻の乱用防止に重点を置きつつ、薬物乱用が疑われる時は 一人で悩まずに近隣の相談窓口で相談し適切な治療・支援につながるよう啓発されています。
厚生労働省、都道府県、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターでは、警察庁をはじめとする関係機関や日本民営鉄道協会などの民間団体に協力を呼びかけ、官民一体となった薬物乱用防止普及運動を積極的に展開されていることを受け、日本ライフセービング協会も同様に取り組んでいくことを宣言いたします。
つきましては、法律遵守を前提とし、協会やクラブ、個人での理解促進を図り、ライフセービングに関する日頃の活動に努めていただきますようお願いいたします。