2027年6月、ライフセービングスポーツの国際大会、International Surf Rescue Challenge “ISRC”、日本開催が決定しました。
2027年は5月に福井県高浜町でワールドマスターズゲームズ2027関西、そして6月に千葉県御宿町でISRCと、2つの国際大会を日本国内で開催いたします。
また、2027年は種目別選手権大会は開催しないことになりました。
その代わり、ISRC開催期間中の中日に、国内選手を対象とした「サーフカーニバル」を開催することが決定しました。
世界のトップライフセーバーが集まる舞台を間近に感じながら、日本全国の選手たちが参加できる特別な競技会です。
2027年は、日本のライフセービングが世界とつながる特別な一年になります。
ぜひ今から楽しみにしください!
■ISRCとは
ISRC=International Surf Rescue Challenge
ISRCは 1999 年に創設され、2 年に1度開催される国際大会です。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカといったサーフライフセービングが活発な3カ国が中心に発展した、各国の代表選手が参加する世界最高峰レベルの国別対抗ライフセービング競技会です。
日本においては 2013 年に御宿海岸(千葉県)で開催された実績があり、2027 年大会はその経験と成果を継承しつつ、アジア地域における国際競技基盤の強化とさらなる発展をめざして実施するものです。
■開催の目的・趣旨
1.社会から求められる「意義あるスポーツ」への進化
ライフセービングは、水辺の事故を減らし命を守るという公益性を持つ希少なスポーツである。国際大会を通じて、スポーツとしての魅力だけでなく、社会的価値(溺水事故防止、安全教育)を広く発信し、社会に求められるスポーツとしての存在感を上げる。
2.世界的なライフセービングの発展に寄与する国としての責務
国際大会を主体的に支えることで、日本が世界のライフセービングの発展に寄与する「一員」としての立場を確立する。競技のみならず、水辺の安全文化の普及において、国際社会に貢献する役割が期待される。
3.オリンピック種目化を見据えたアジアでの国際大会開催の必然性
ライフセービング競技のオリンピック正式種目化に向けて、アジア地域における国際大会開催の実績は不可欠である。日本がアジアの一員としての責務と存在感を示すことで、IOC に対してアジアの競技基盤の強さと拡大を示す機会となる
4.日本の競技力向上に向けた環境整備
海外トップ選手が集う大会を国内で開催することは、日本代表選手や若手選手に、世界水準を多くのライフセーバーに肌で感じる機会を提供する。これにより、競技力向上や次世代育成への好循環を狙う。
5.話題性の創出とファン層の拡大
国際大会の開催はメディア露出を大きく増加させ、一般層への認知拡大を促す。 「知る → 興味を持つ → ファンになる → 仲間が増える」という好循環を生むことで、ライフセーバー人口と支援者の拡大につながる。
6.水辺の事故ゼロ社会の実現
ファンや仲間が増えることで、水辺の安全に対する理解と参加が広がる。ライフセービングの理念がより社会に浸透し、最終的には「水辺の事故ゼロ」をめざす取り組みへとつながる。
■ライフセービングスポーツモデルの構築
ライフセービングスポーツ事業は単なるスポーツイベントではなく、地域に存在する自然環境、人的資源、既存施設を有効に活用しながら、水辺の安全教育および交流事業を一体的に展開するものです。
これにより、ライフセービングの国際大会および国内大会の開催を一過性のものにとどめることなく、地域におけるライフセービング文化の定着を図っています。あわせて、開催地域においてライフセービングを担うリーダー的人材の育成を推進し、持続可能な地域文化としての発展に寄与することを目的とします。本モデルは、 「市町」 「地域ライフセービングクラブ」 「都道府県協会」 「日本ライフセービング協会」が連携することで構築されます。












