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海岸・河川でパドルトレーニングを⾏うライフセーバーの皆様へ
2021.12.23

ライフセーバー 各位

 

海岸・河川でパドルトレーニングを⾏うライフセーバーの皆様へ

 

先般、複数⼈で海域を横断するロングパドルトレーニング中に、気象の変化及び体調不良により⾃⼒で戻る事が困難となり、公的救助機関に救助要請を⾏い、1名が救急搬送される事案が発⽣しました。

このような事案は過去にも発⽣しており、当協会としては都度注意喚起しているところですが、下記の事故防⽌対策等を参考に、トレーニング中の事故防⽌に努めていただきますよう、ご理解ご協⼒のほど宜しくお願い致します。

 

1.ロングパドルトレーニングを⾏う際の確認事項

(1)出発前の確認

ア 気象・海象(海岸沿いは入りくんだ地形などの影響で局所的に条件が変わります。十分注意してください。)

イ 参加者の体⼒・技術

ウ 家族・クラブ関係者等への事前連絡

エ 緊急発⽣時(気象・海象の変化、体調不良等)対応等

(2)携⾏品の確認

ア ライフジャケット、リーシュコード

イ 携帯電話、GPS 機能付きの時計

ウ 視認性の⾼いラッシュ、ビブス等

エ 糖分、塩分、カロリーの摂取できるドリンクや栄養補助⾷品等

オ 警笛

カ 季節に応じた防寒対策

2.サーフトレーニングクリニックの開催について

⼈の⽣命を守るために、ライフセーバーとしてのスキルアップを図ることは、リスクを 伴うトレーニングが必要となる場合もあります。 今回発⽣した事案は、能⼒の⾼いベテランライフセーバーでも当事者となる可能性があり、改めてリスク管理を再検討する機会となりました。

当委員会では、ロングパドルを含めたサーフトレーニングスキルアップ(実技)や海の 知識向上や海での危険回避能⼒向上を図る講義を定期的に実施しています。 地域やクラブ単位での開催も募集していますので、実施を希望される場合にはご検討い ただき、事務局へご相談ください。

3.サーフトレーニングクリニックの参加費について

クラブ種別条件なし、学⽣無料、社会⼈ 1,000 円

2021.12.23海岸・河川でパドルトレーニングを⾏うライフセーバーの皆様へ

公益財団法人日本ライフセービング協会

救助救命本部

サーフトレーニング委員会

ライフセービングスポーツ本部

スポーツ育成委員会

ロングディスタンス競技分科会

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